引っ越しの際には、引っ越し後も引っ越し前もすることがたくさんあります。
特に、住み替えの際には旧居と新居でそれぞれ手続きが必要となるため、さらに時間と手間がかかります。
しかし、引っ越しの際のやることリストがあればその苦労も少し軽減できるかもしれません。
今回は、自宅を引き渡す際の準備と引っ越し決定後にすることを解説しますので、参考にしてみてください。
□住み替えで自宅を引き渡す際にすることとは?
*住宅ローンの一括繰り上げ返済の連絡と申し込みをする
売買代金を返済の資金にすることが多いため、住宅ローンの一括繰り上げ返済日と売買決済日を同じするのが一般的です。
住宅ローンの一括返済の申し込みには、売買決済日が確定していることが必要なため、売買決済日をあらかじめ把握しておきましょう。
*売買の決済で必要なものの準備をする
引っ越しをした際に、売買決済に必要なものの場所が分からなくなる方がおられますので、事前に必要なものをまとめておきましょう。
実印・識別情報(登記済権利証)・印鑑証明書・鍵などが決済に必要になり、内容によっては住民票やその他の書類が必要になります。
□引っ越し先が決まった後のやることリスト
1.退去日を決める
物件によって異なりますが、旧居の解約予告は退去の1~2か月前までに行う必要がありますので、忘れずに行うようにしましょう。
また、退去月の家賃の計算方法も物件によって異なりますので、入居の際の契約書を確認するようにしてください。
2.引っ越し業者やレンタカーの手配や引っ越し日を決める
引っ越し業者を予約する場合は、2月や3月頃や土日祝日などは予約が取りにくくなるため、早めに予約するのがおすすめです。
引っ越し業者に依頼せずに、レンタカーで荷物を移動させる場合も早めにトラックをレンタルするようにしましょう。
3.インターネット・固定電話・衛星テレビの住所変更をする
インターネットの場合は、時間がかかる可能性があるため、1か月前には手続きを済ませるようにしてください。
特に、戸建て住宅に引っ越される場合は、設備が整備されていなくて工事が必要になることがあるので早めに手続きを行いましょう。
固定電話の場合は、電話もしくはインターネットから手続きが行えます。
また、衛星テレビにおいてもホームページからの手続きで簡単に行えます。
□まとめ
今回は、自宅を引き渡す際の準備と引っ越しの際のやることリストを解説しました。
ぜひ、引っ越しや住み替えをする際には、参考にしてみてください。
今回解説したこと以外にも、しなくてはならない手続きや準備はありますので、早めに行動するようにしましょう。