私たちは環境によく影響されます。
そのため、何かしら現在の状況から変わりたい時、住まいを変えることも1つの手段です。
しかし、住まいを変えることは自己資金がなくても可能なのでしょうか。
本記事では、自己資金がない場合の住み替えについてお伝えするので、ぜひ参考にしてください。
□住み替えは自己資金なしでも可能!
現在の住まいから離れ、新たな新居に引っ越してくる「住み替え」ですが、自己資金がないとしても可能です。
基本的に住み替えは現在の住まいを売却する形で手放し、新居を購入することでなし得ます。
そのため、不動産の売却と購入それぞれにおいて多くの費用が必要になるため、「十分な貯蓄が必要なのではないか」と考える方も多いのではないでしょうか。
しかし、前述したように、ある注意点を考慮すれば、自己資金がないとしても住み替えられる方法があります。
□自己資金なしでも住み替える方法
自己資金なしで住み替えられる方法は下記4つです。
方法1:現在の住まいの売却益で住み替える
現在の住まいを売却した際に得た利益を元に、新居を購入することで、自己資金がないとしても住み替えが可能な方法です。
例えば、現在の住まいが購入した時の価格よりも値上がりしている場合、もしくは検討している新居が現在の住まいよりも低価格になる場合において利用できます。
しかし、現在の住まいの売却価格が低かったり、住宅ローンの残債が多額であったりする場合はこの方法での住み替えが困難といえるでしょう。
方法2:フルローンを借りて住み替える
住み替えの費用を全額、借入金で賄える方法です。
住み替えの費用を全額というのは、新居の購入費用に加え、引越し費用や家財の購入費用などもまとめた金額を指し、その全額借入金で賄う方法をフルローンと呼びます。
この場合、住宅ローンとは異なり、頭金なしで借り入れられることが特徴です。
しかし、現在の住まいの住宅ローンが残っているオーバーローン状態の場合は、融資を受けられないため注意しましょう。
方法3:住み替えローンを借りて住み替える
住み替えるための費用を、ローンとして借りることで住み替える方法です。
このローンを住み替えローンと呼び、上記のフルローンに加え、現在の住まいの残債ローン返済分も借り入れることになります。
しかし、借入金額がその分高くなり、返済負担が大きくなってしまいまうため、住み替え後の返済シミュレーションをしっかりと行うことをおすすめします。
方法4:つなぎ融資を借りて住み替える
上記のような住宅ローンの融資実行までに発生する支出を賄うことで住み替えを可能にする方法です。
この融資をつなぎ融資と呼び、一時的な応急措置としての借入になります。
見方を変えると、現在の住まいの売却や新規ローンの融資が確実と言えない状況の場合はつなぎ融資も利用できません。
これらの方法を取捨選択する際、現在の住まいがどの程度価値があり、新居の借入可能額がどの程度あるのかが重要になってきます。
□まとめ
自己資金がなかったとしても住み替えられる方法はあります。
しかし、それぞれの住み替え方法に注意点があるため、よく検討して実行することをおすすめします。
また、当社では不動産の買取事業を営んでいます。
不動産関係でお悩みの方はぜひお問い合わせ窓口にてご相談ください。