空き家買取自治体よりも業者に売却するメリットとは?

 

空き家処分に困っている、またはこれから空き家を処分しようと考えている不動産オーナーの方も多いのではないでしょうか。
空き家をできるだけ早く、手間をかけずに現金化したいと考えている方もいるかもしれません。

□自治体の空き家買取

自治体に空き家を売却しようと考えている方は、まず自治体の買取や寄付の制度についてよく調べてみましょう。
しかし、自治体への売却は、必ずしもスムーズに行うことができるとは限りません。
なぜなら、地域住民にメリットがある活用目的がない限り、自治体は空き家の買取や寄付を受け入れないことが多いからです。

1: 地域住民からの税収が無くなってしまうから

自治体が空き家を購入した場合、その土地は税収の対象から外れてしまいます。
そのため、地域住民にとっては税収減となり、自治体としても財政負担が増えてしまうことになります。

2: 自治体が空き家を購入する際に税金から支払わなければならないことがある

自治体が空き家を購入する際には、その購入費用を税金から支払わなければなりません。
そのため、自治体としては、財政状況を考慮し、本当に必要かどうか慎重に判断する必要があるのです。
このように、自治体への売却は、さまざまな制約があるため、必ずしも希望通りの結果が得られるとは限りません。
もし、自治体への売却が難しいと感じたら、買取業者に直接買い取ってもらうことも検討してみましょう。

□空き家買取業者のメリット

空き家買取業者に売却するメリットは、大きく分けて4つあります。

1: 1週間程度で現金化できる

不動産会社に買取をしてもらうと、1週間程度で現金化できることも珍しくありません。

2: 解体費用やリフォーム費用が不要

空き家買取業者は、空き家を買い取った後に、解体やリフォームを行い、販売することを目的としています。
そのため、売主は解体費用やリフォーム費用を負担する必要がありません。

3: 契約不適合責任が免責される

空き家買取業者に売却する場合、売主は契約不適合責任を負う必要がありません。
つまり、売却後に欠陥が見つかったとしても、売主は責任を問われることはありません。

4: 仲介手数料がかからない

空き家買取業者は、仲介業者と違い、仲介手数料を請求しません。
そのため、売主は仲介手数料を節約することができます。
このように、空き家買取業者に売却することで、売主は時間や費用を大幅に削減し、安心して空き家を売却することができます。

□まとめ

自治体への売却は、地域住民にメリットがある活用目的がない限り、難しい場合が多いです。
一方、空き家買取業者に売却することで、迅速な現金化、解体費用やリフォーム費用の負担軽減、契約不適合責任の免責、仲介手数料の節約など、多くのメリットがあります。
空き家の処分でお困りの方は、ぜひ弊社にご相談ください。

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