仲介での売却を諦めかけている、売れない不動産を持つ方は、
「もう売れないんじゃないか…」
「固定資産税が払えない…」
そう思っていませんか。
売れない不動産でも、専門業者に買い取ってもらうことで、これらの悩みを解決できる可能性があります。
今回は、売れない不動産買取を専門業者に依頼するメリットや注意点、高く売るためのコツを紹介します。
□売れない不動産を買い取ってもらうメリット
仲介で売れない不動産を専門業者に買い取ってもらうメリットは、以下の通りです。
1: 短期間で現金化できる
仲介の不動産売却では、買主を探すことから始まり、売買契約を結ぶまでに数ヶ月から数年かかることも珍しくありません。
しかし、買取業者に依頼すれば、買主探しは不要です。
そのため、短期間で現金化することが可能です。
2: 仲介手数料が不要
不動産を売却する際には、仲介業者に仲介手数料を支払う必要があります。
仲介手数料は売却価格の3%+6万円(消費税込み)が一般的で、売却価格が高額になるほど手数料も高額になってしまいます。
しかし、買取業者に依頼すれば、仲介手数料は不要です。
売却費用を抑えることができます。
3: 契約不適合責任を負わずに済む
仲介での不動産売買は、売主は契約不適合責任を負う場合があります。
契約不適合責任とは、売却後に物件に欠陥が見つかった場合に、売主が責任を負うことです。
しかし、買取業者に依頼すれば、契約不適合責任を免除されるケースが多いです。
売主は、売却後に責任を負うリスクを回避することができます。
□売れない不動産買取の注意点
売れない不動産を専門業者に買い取ってもらうことは、メリットも多いですが、注意点もいくつかあります。
トラブルを避けるためにも、事前にしっかりと確認しておきましょう。
1: 買取価格の低さ
買取業者は、一般的に仲介業者よりも低い価格で買い取ることが多いです。
これは、買取業者が自社で物件を買い取り、リフォームやリノベーションの費用が差し引きされることがあるからです。
2: 契約内容の確認
買取契約書には、買取価格や契約期間、解約条項などが記載されています。
契約内容をよく理解した上で、納得いくまで質問をしましょう。
特に、解約条項には注意が必要です。
解約条項が厳しすぎると、後で後悔する可能性があります。
□まとめ
仲介では売れない不動産を専門業者に買い取ってもらうことは、短期間で現金化できる、仲介手数料が不要、契約不適合責任を負わずに済むなど、従来の不動産売却では得られないメリットがあります。
しかし、買取価格の低さや契約内容、業者の評判など、注意すべき点もいくつかあります。
売却を検討する際には、メリットとデメリットを比較検討し、自分に最適な方法を選びましょう。