マンションの住み替え後に気付く失敗とは?失敗しないための対策も紹介します

 

人生のビックイベントとなり得るマンションの住み替え。
誰しもが、失敗したくないと思うことでしょう。

しかし、マンションの売却と購入を進める中、あらゆる場面で失敗してしまうケースが多々あるのです。
そのため、大切なのは失敗のケースを知り、後悔を未然に防ぐことが大事です。
そこで今回は、マンションの購入後に気付く失敗について解説します。

□マンションの住み替え後に気付く失敗とは?

マンションに住み替えてから気付く失敗には、大きく分けて、マンション外の環境、マンション内の環境、そして住宅ローンの3つが挙げられます。

*周囲の環境

街の景観や治安が、想像とは異なる場合があります。
例えば、内見に行った際は自然が多いと感じても、数年後に高層ビルが建てられてしまったり、見学時にはあまり気にならななかった治安の悪さや騒がしさが、住み続けると目についてしまうケースも考えられます。

また、実際に生活してみると、通勤、通学時間帯のマンションがあまりにも混雑する可能性もあります。
朝のエレベーターに乗り切れず、予想以上に通勤に時間がかかってしまうこともあるのです。
こういったトラブルを防ぐためには以下のような対策を講じることをおすすめします。

・朝昼夜で様子を確認する
・平日と休日を比べる
・都市開発の予定を調べる
・交通量や人出に注目する
・実際に通勤、通学ルートをたどってみる

*内装や日当たり

内見は家具がない状態で行われることが多いため、実際に家具を配置してみたら思っていたよりも狭く、圧迫感を感じてしまうこともあります。
また、収納が足りず、前の家から持って来た荷物が入りきらないなんてことも起こり得ます。
インテリアまで想像して物件選びをしてみてください。

さらに、家族の人数が増えたり子供が成長したりすることで、部屋数が足りなくなってしまった、という方もいらっしゃいます。
将来のことも考えながら引っ越し先を決めると良いですね。

日当たりの良さを魅力に感じて購入した物件でも、かえって明るすぎてしまうというトラブルもあるのです。
「日当たり良好」や「南向き」と謳われている物件でも、明るさが適切かを見極める必要があります。
また、窓の数にも注意するとよいでしょう。
特に角部屋や風呂場、トイレには窓が設置されていないケースもあるので、気になる方は確認してみてください。

*住宅ローン

元々住んでいたマンションを売りに出した資金で住宅ローンを返済しようと計画していても、思ったより売却額が低くなってしまうこともあります。
足りない額を二重ローンという形で返済しなければならなくなり、負担が重くなってしまいます。

住宅ローンの問題を防ぐためには、「売り先行」がおすすめです。
「売り先行」とは、今のマンションが売れてから新しいマンションを購入する方法で、二重ローンを避けられます。

□マンションの住み替えに失敗しないためには売却と購入どちらが優先?

マンションの住み替えを行う場合、売却と購入のどちらを優先するのかについても考える必要があります。
それぞれの方法にメリットがあるため、状況に応じて判断することがおすすめです。

売却が完了してから購入する「売り先行」は、資金運用のリスクを減らしたい方におすすめです。
売却活動に時間を割けられるため、妥協せず希望通りの価格で売却可能です。

一方、引き渡しまでに新居への引っ越しができない場合、仮住まいを用意する必要が出てきます。
その分、家賃や引越しの費用がかさんでしまいます。
また、売却活動中に買いたかった物件が売れてしまう場合もあります。

新居購入後に売却を始める「買い先行」は、希望通りの新居に住みたい方におすすめです。
仮住まいを用意する必要もなく、引っ越しも一度で済みます。

しかし、新居を購入する時点では売却価格が不明なため、予算が定りません。
売却価格があまりにも低い場合、資金計画が崩れてしまうこともありえます。
先に紹介した二重ローンの発生リスクも否めません。

□まとめ

今回は、マンションを購入してから気付く失敗を防ぐためのポイントをお伝えしました。
やはり多いのは「想像と違った」という点です。
実際に生活するイメージを持ち、将来のライフスタイルまで考慮すると良いですね。
また、資金を確実に確保したいのか、それとも好きな物件に住みたいのか、という優先事項を整理して、マンション探しをしてみてください。

当社では、マンションを売却をお考えの方向けに、仲介や買取を行っています。
ぜひ一度、ご相談ください。

関連記事

お問い合わせはこちらから
PAGE TOP