引っ越そうと決めてから、今住んでいる家が売れずにいつまでも引っ越せない。
こうした場合は、しっかりと原因を突き止めて改善していく必要があります。
そこで本記事では、引っ越したいのに家が売れない時の対策を紹介します。

□引っ越したいのにいつまでも売れない家の特徴とは

家を売ろうとしても売れない場合には、何かしらの問題を抱えていることになります。
そして、売れない家の特徴として以下、6つの問題点があげられるでしょう。

1 販売価格が高すぎる
2 不動産会社選びを失敗している
3 宣伝効果が低くて内覧者が少ない
4 内覧対応が不十分
5 売り出しのタイミングが悪い
6 家に需要がない

それぞれの項目について具体的に説明していきます。

1 販売価格が高すぎる

販売価格が高すぎると、買い手によほど特殊な価値が提供できない限り、諦められてしまう可能性があります。
基本的には、周辺の不動産相場を把握し、その相場よりも極端に高い販売価格にならぬように設定することがコツです。
もちろん、何らかの特別な設備や仕掛けがあるようでしたら、その価値に合った適正価格を与えることが良いでしょう。

しかし、あまりにも売れないようでしたら、適宜価格を見直すことも検討してください。

2 不動産会社選びを失敗している

不動産会社選びに失敗していると、そもそも適切な人に適切な情報が届かない可能性があります。
従って、すぐに家が売れなくて悩んでいる方は不動産会社の売却活動に関する情報を今一度確認してみることをお勧めします。

3 宣伝効果が低くて内覧者が少ない

売却活動において、内覧者が少ない場合は宣伝が適切でない可能性を考えましょう。
買い手はインターネットやチラシ等をみて、「買いたい」という欲求に駆られて購入を検討します。
従って、売れていない場合は家の魅力が買い手に伝わるように宣伝されているかというポイントを見直すと良いでしょう。

4 内覧対応が不十分

内覧は上記の通り、買い手にとって大事な場面です。
その内覧で良い印象を与えられなければ、購入という選択肢が買い手の頭から消えてしまいます。
特に、居住中の家を内覧する際は、生活感を感じさせすぎないように、清潔感を意識して整理整頓した状態で内覧に臨むようにしましょう。

5 売り出しのタイミングが悪い

家を売却する際は、タイミングも重要です。
例えば、近隣で同じようなタイプの家がたくさん販売されている間は競合が多いため、魅力をうまく伝えるためのハードルが高いです。
一方で、購入希望者が多く、競合も少ないタイミングであればより売れやすくなるでしょう。

6 家に需要がない

築25年以上や立地条件の悪さなどが影響し、そもそも家に需要がないと売れにくいです。
その際の選択肢としては、家を解体し、更地として活用したり、魅力的なリノベーションを行ったりすることです。
やはり、買い手の需要を満たすことが大切ですね。

□引っ越したいのに家が売れないときにひとまずすべき対策

それでは、引っ越したいのに家が売れない際に、どのような対策をすれば良いのか紹介していきます。

上記でも挙げましたが、主に2つあります。

1つは内覧前に徹底的に清掃することです。
内覧は大事な買い手とのタッチポイントとなるため、売却活動の中でも重点的に準備をすると良いでしょう。

もう1つは広告を見直すことです。
広告の伝わり方によって買い手からの家の見方が大きく変わります。
掲載写真や文章など、1つ1つ工夫できると良いですね。

□まとめ

引っ越したいのに家が売れない際は、主に以下6つの点が問題となっています。

1 販売価格が高すぎる
2 不動産会社選びを失敗している
3 宣伝効果が低くて内覧者が少ない
4 内覧対応が不十分
5 売り出しのタイミングが悪い
6 家に需要がない

また、ひとまずすべき対策として、「内覧前の清掃」と「広告の見直し」を紹介しました。
本記事を参考に、ぜひ売れる家をつくり出す対策をしてみてください。