住み替えは計画的に行わないとダブルローンになってしまったり、余計な費用がかかってしまったりすることもあります。
そこで今回は、住み替えの資金計画についてご紹介します。
住み替えを検討中の方はぜひ参考にしてみてください。
□住み替えの計画を立てよう!
住み替えの資金計画でまず確認すべきポイントは以下の通りです。
・今の家がどのくらいで売れるのか
・住宅ローンが完済できるのか
・新居にかけられる自己資金はどのくらいなのか
この3つについて詳しくご紹介します。
今の家がいくらで売れるのかは、不動産会社に査定してもらって判断します。
査定を依頼するときは、当社のような無料で受けられる会社に依頼すると安心です。
次に、住宅ローンの返済予定表で現在のローン残高を確認し、その金額は査定額や自己資産から完済可能かを判断します。
査定額が住宅ローンを上回ったら良いですが、もちろん下回る場合もあります。
そのような場合でも、諦めずに買い替えローンやダブルローンを検討してみてください。
続いて、新居にかけられる自己資金についてご紹介します。
自己資金は、諸費用に充てられます。
諸費用は仲介手数料や税金などを指し、現金で支払うため、事前に準備が必要です。
目安は売買金額の4パーセント、中古住宅の購入で購入金額の5から6パーセント、新築住宅の購入で購入金額の4から8パーセントです。
□住み替えの計画を立てよう!
住み替えには売り先行と買い先行の2つの方法があります。
売り先行は元住んでいた家を先に売り、仮住まいをして、新居に引っ越します。
この方法は、売却の資金を新居の購入金額に充てられるため、資金計画が立てやすいです。
売却と購入のタイミングが合えば、仮住まいをしなくて済みますが、タイミングが合わないことがほとんどなため、仮住まいの費用や2回分の引っ越し費用も資金計画に入れておきましょう。
買い先行だと仮住まいが不要ですが、売却費用を購入に充てられないため、資金計画には十分な余裕が必要です。
また、売却費用が確定していないため、当初想定していた資金計画で収まらなくなってしまう恐れがあります。
□まとめ
今回は、住み替えの資金計画についてご紹介しました。
売り先行にするか、買い先行にするかで計画の立て方が少し異なります。
しかし、最初にお伝えしたポイントの、今の家の売却額、住宅ローンが完済可能か、新居にかけられる自己資金についてはどちらの方法についても必要な情報ですので、明らかにしましょう。
最後に、この情報が住み替え資金計画の参考になれば幸いです。