空き家の売却を検討しているけど、仲介と買取の違いが分からず、どっちが自分に合っているのか悩んでいるあなたへ。
できるだけ早く、手間をかけずに、そして高く空き家を売却したいですよね。
今回は、不動産買取と仲介売却の違いや、空き家の売却方法として不動産買取が適しているケースやメリット、デメリットを紹介します。
不動産買取を選択する際の不安を解消し、安心して売却を進められるようにしましょう。
□不動産買取と仲介売却のどちらが適している?
不動産の売却方法は、仲介売却と買取の2つがあります。
1: 仲介売却
仲介売却は、不動産会社に仲介を依頼し、購入希望者を探してもらう方法です。
物件情報が広く公開されるため、多くの購入希望者にアプローチできます。
メリットは以下になります。
・自分の希望する価格で売却できる可能性が高い
・不動産会社が売却活動をするため、売主は売却活動に時間を取られることが少ない
デメリットは以下になります。
・売却までに時間がかかる場合がある
・売却活動にかかる費用がかかる(仲介手数料など)
・購入希望者との交渉が必要になる
2: 買取
買取は、不動産会社が直接物件を購入する方法です。
売主は不動産会社に物件を売却し、代金を受け取ります。
メリットは以下になります。
・売却がスピーディーに行える
・仲介手数料などの売却にかかる費用が抑えられる
・購入希望者との交渉が不要
デメリットは以下になります。
・仲介売却と比べて売却価格が低くなる可能性がある
・不動産会社の選定が重要になる
□不動産買取が向いている空き家の特徴
仲介売却ではなかなか売れないような買い手の見つかりにくい空き家は、不動産買取が向いていることがあります。
1: 仲介売却で売りにくい物件
・古い空き家
・空き家になってから長い時間が経過している
・立地の悪い空き家(地方や郊外など)
・敷地が広い空き家
・特殊な事情を持つ空き家
2: 空き家を早急に現金化
相続などで早急に現金が必要な場合は、買取がおすすめです。
3: 複数人で所有する空き家
所有者が複数いる場合は、仲介の際全員の合意を得る必要があり、売却に時間がかかってしまう可能性があります。
このような場合は、仲介売却よりも不動産買取の方が、スムーズに売却できる可能性が高いでしょう。
□まとめ
不動産買取と仲介売却にはそれぞれメリット・デメリットがあります。
売却を検討する際は、自分の状況や物件の特徴を考慮し、どちらの方法が適しているのか判断しましょう。
特に、古い空き家や立地の悪い空き家、遠方にある空き家、早急に現金化したい場合は、不動産買取がおすすめです。