家を売って住み替える際にかかる税金とは?

 

そろそろ住まいを変える時。
そうなって考えるのは家を売って住み替えようということだと思います。
そこで、一体どういった過程を踏めば良いのか、どれぐらいの費用がかかるのか、などの悩みが出てくるでしょう。
本記事では、家を売って住み替える際にかかる税金について紹介するのでぜひみていってください。

□家を売って住み替える際にかかる税金(売却時)

まず、家を売って住み替える際の、売る段階でかかる税金について紹介します。
それでは、「売る手続きにかかる税金」と「売って利益が発生した時にかかる税金」に分類して説明していきます。

売る手続きにかかる税金は以下2つの税金です。

・印紙税
・登録免許税

印紙税は不動産売買時に発行される契約書、領収書などの特定の文書に対して発生する税金です。
そして、その税額は契約書の記載内容によって変動します。

登録免許税は不動産、会社などの登記に対して発生する税金です。
例えば、土地や建物の売買や譲渡、建築の際には所有権保存登記、移転登記などが必要になるため、そこで登録免許税が発生します。

一方、売って利益が発生した時にかかる税金は以下の2つです。

・譲渡所得税
・消費税

譲渡所得税は不動産の売却によって生じた所得に対して発生する税金です。
こちらも税額はその所得額に応じて変動し、所得税、住民税として徴収されます。
また、税率は家の所有期間によって短期譲渡所得と長期譲渡所得に分類されています。

消費税は、不動産の状況、売主が個人か事業者かなどによって発生するかしないかが変わってくる税金です。

□家を売って住み替える際にかかる税金(購入時)

続いて、家を売って住み替える際の、買う段階でかかる税金について紹介します。

家の購入には以下4つの税金がかかります。

・消費税
・印紙税
・登録免許税
・不動産取得税

消費税、印紙税、登録免許税は家を売る段階で紹介した内容と同様の仕組みです。
そして、不動産取得税はその名の通り、不動産を取得した際に発生する税金です。

以上、売る段階と買う段階における税金を紹介してきましたが、もちろんそれらの税金に対する節税方法もたくさんあります。
条件さえ整っていれば特例を活用することも可能です。

□まとめ

家を売って住み替える際の売る段階では、以下4つの税金が発生。

・印紙税
・登録免許税
・譲渡所得税
・消費税

買う段階では以下4つの税金が発生。

・消費税
・印紙税
・登録免許税
・不動産取得税

これらの税金の発生を見越して計画を立てていきましょう。

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